のぼりのチチについて詳しく学ぼう!
のぼりの「チチ」とは、のぼりとポールを固定する袋状の部分を指します。
チチの取付位置や色を選ぶことができ、特殊な袋縫い加工も可能です。
皆さんがいたるところで目にする機会のある「のぼり」。
のぼりとは、「のぼり旗」とも言われ、立て看板・標識のような役割を果たすもののことを指します。
では、のぼりの一部分である「チチ」とは一体どのような役割があるのでしょうか?
弊社が取り扱っているのぼりを参考に、「チチ」について説明していきます。
目次
のぼりのチチとは何か?
チチとは、のぼりとポールを固定する袋状の部分を指します。
チチは、のぼり旗とポールを繋ぐための役割を果たし、右のイラストを見ると分かるように、のぼりの左右どちらかの辺と、上辺に付けられる主に白い輪っかのことといえばわかりやすいでしょうか。
チチの大きさや間隔の長さは、のぼりの強度に影響するため、取り付ける場所などに応じて形状は変わります。
チチはポールに通して固定するかたちとなるため、縦のポールと上部の細いポールの二箇所に付けることになります。
気になる「チチ」の名前の由来ですが、ずばり漢字で「乳」と書きます。
諸説ありますが、ポールに一定の間隔で複数取り付けられている様子が犬の乳の形状に似ているからといわれています。
乳と書いて「チ」と呼んでいたものが訛ってチチになったという説もありますが、いずれにしても乳に関係していることがわかります。
チチの取り付け位置や色について
皆さんがのぼりを注文する際に、置く場所やどのように見えるのが効果的なのかを考えると思います。
そのため弊社では、チチを取り付ける位置や、チチの色を決めることが可能です。
チチの色ですが、ほとんどののぼりで使われているのは白です。
弊社では標準仕様の白チチと、黒チチ(単価+330円)の2種類を取り扱っています。(下図参照)
黒チチや他のカラーのチチは、個性的で見た目のインパクト重視なのぼりを作る際に選ばれていますが、コスト面や清潔感などを考えると白が無難といえます。
※黒チチ
単価+330円
袋縫い加工・三巻縫製について
最近ののぼりのトレンドとして期待されている「袋縫い加工」についてはご存知でしょうか?
袋縫いとは、通常チチで通す部分をひとつの筒状に塗って加工し、ポールを通す加工のことを指します。
袋縫い加工には左辺・上辺棒袋縫いと、右辺・上辺棒袋縫いが存在します。(下図参照)
弊社では単価+605円で袋縫い加工は取り扱っています。
単価+605円
袋縫い加工のメリットは、のぼりが風で巻き上がらないことです。
チチ状だとどうしても風の抵抗を受けやすく見栄えが悪くなってしまいかねません。
その分袋縫い加工は巻き上がりが少ないためゴージャスな印象を与えます。
また、チチがない分袋の縫い目ぎりぎりまでデザインできることから、デザイン性の高いのぼりを作りたい場合にはもってこいでしょう。
そして、取り付ける際も縦横ともに1回の工程でポールに通せますのでチチよりも楽だといえます。
のぼりの強度を増す三巻縫製ものぼりを作る際に検討してみてはいかがでしょうか?
三巻縫製とは、のぼりのチチ部分以外の三方を縫い、ほつれ防止効果を高めた仕様です。
のぼりは雨風や日光の影響をうけ、思いのほかほつれや傷みが出てきます。
三巻縫製の他にもチチ部分の手前も縫い付けた四方三巻縫製のオプションも可能です。
長持ちし、丈夫なのぼりを作りたい人は、ぜひ縫製加工をお勧めします。
弊社の取り扱っているチチや袋縫い加工、仕立てオプションについて・・・。
※詳しくはコチラ⇒のぼりデザイン商品ページ